【GoPro Fusion】こんな映像見たことない?!驚異的手ブレ補正の結果!!

GoPro Fusionはジンバルを使ったかのような手ブレ補正がかかった映像が作成できるというのがウリの一つになっています。

このウリ文句、ほんとかー?!という気持ちが強かったので実際に確かめてみました。

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こんな映像見たことない

まずは僕が実際に作った映像をyoutubeにあげましたので見て見てください。

全く期待していなかった分、正直意外なほど手ブレ補正が効いています。

というか全くブレてません

グライダーの後ろにカメラをつけて撮っているため水平方向にも鉛直方向にもかなり振られているはずなのですが凄まじいほど滑らかに仕上がっています。

あたかもグライダーの後ろを誰かがついてきて撮影しているような映像です。

正直こんな映像見たことありません

この動画の作り方

この動画の作り方はいたって簡単です。

まずは、Fusion Studioで撮影したファイルを開きます。

Fusion Studioのインストール方法動画ファイルの読み込み方法はこちらにまとめていますので合わせてチェックして見てください。

Fusion Studioの2つのモード

Fusion StudioはEDITモードRENDERモードの2つのモードがあります。

それぞれの役割は以下のような感じです。

EDITモード

素材を元に動画を編集します。

360度動画やフルHD動画の切り出しを行うために色合いや角度、視野角を設定して動画の切り出しを行います。

RENDERモード

EDITモードで切り出した動画をファイルに書き出します。

書き出しを行う際に画質や、音声の設定を行うことができます。

EDITモードの設定

まずはEDITモードで動画の設定を行います。

1.左側のサムネイルから編集したい動画を選択します。

EDITモードの左側には編集可能な動画が表示されていますので編集対象となる動画を選択します。

2.切り出したい部分を選択します。

プレビューが表示されている下に再生時間を表示しているバーがありますので切り出したい部分を選択します。

バーの左側にある青い長四角が動画の始め、右側の白い長四角が動画の終わりになっています。

再生位置を確認したい場合はバーの中にある○を動かしてプレビューを確認します。

3.OverCaptureを設定

OverCaptureとは360度動画を元にフルHDの平面動画を切り出す機能です。

今回はOverCaptureを使いますのでスイッチを切り替えてOverCaptureを選択します。

4.縦横比を設定する

youtubeに投稿するようの動画ですので16:9を選択します。

5.Projectionを設定する

Projectionでは視野角の設定を行います。

選択できるモードはLittle PlanetとFisheyeの2つから選ぶことができます。

Little Planet

360度レンズを使った独特な構図です。

地面が中央によっており、まるで小惑星を写したような不思議な映像になります。

Fisheye

魚眼モードの構図です。

若干魚眼のように画面の端ほど歪んでいますが、Little Planetと比較するとフラットな映像になります。

今回は初回ということで普通の映像を作りたかったのでFisheyeを選択しています。

6.画角の設定

画面の中央をどこにするかを設定します。

画角はYaw、Pitch、Roll3つのパラメータで設定していきます。

Yaw

カメラを中心にして向く方向を決定します。

Pitch

仰角を設定します。

Roll

カメラの回転角度を調整します。

今回は最初にグライダーが正面になるように微調整しています。

ここで設定した角度で動画を切り出すことになります。

7.Stabilizationの設定

手ブレ補正の設定を行います。

この設定で手ブレ補正をオンオフできますので重要な設定になります。

設定はNone、Anti-shake、Full Stabilizationの3つから選択することができます。

None

補正をしない設定です。

Anti-shake

手ブレ補正を設定します。

カメラが回転すると映像も回転します。

Full Stabilization

手ブレ補正に加え、切り出す映像の方向を一定にすることができます。

今回はFull Stabilizationを選択しています。

この設定によってカメラが固定されているにも関わらず特定の方向を撮影し続けたような動画を作成することができるようになります。

8.色合い設定

色合いの設定を行うことができますが、今回はデフォルトのままです。

9.RENDER QUEUEに送る

設定が完了したら画面右下の青いボタン(ADD TO THE RENDER QUEUE)を押してRENDERモードに編集した動画を送ります。

RENDERモード

EDITモードで切り出した素材の画質の設定を行います。

RENDERモードの切り替えは画面上にあるボタンで行います。

1.キューを選択する

画面左にRENDER可能なキュー一覧が表示されているので、必要なファイルを選択します。

2.画質を決定する

今回は画質設定はデフォルトのまま行なっています。

設定が完了したら右下のRENDER SELECTEDボタンを押して動画ファイルの作成を開始します。

まとめ

これまでのカメラだとグライダーにカメラを固定してしまうと当然ですがその方向しか撮影することができなかったのですが、Fusionであれば好きな方向の映像を切り出すことができ今までにない映像を簡単に作ることが可能になりました!

Fusionならカメラマンを乗せているかのような動画を作ることができるので撮影する楽しみがグッと広がりますね!

今後もFusion動画を作ったら情報を共有していきます!

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