アクションカメラの広角レンズを使った写真撮影テクニック-その2
こんにちは
前回に引き続きアクションカメラを使った写真撮影テクニックを紹介していきましょう。
今回は写真の歪みと活用方法について説明します。
映像の歪みは好き嫌いが分かれるところで、カメラによっては歪みを自動的に修正してくれるモードを搭載しているものもあります。
しかし、歪みをうまく使うことで通常の写真にはない魅力的な写真を撮影できてしまうのです!
歪みの性質を知ろう!
広角レンズの歪みは画面の位置によって湾曲率が異なります。
湾曲率は画面の端程大きくなっていきます。
逆に、画面の中心を通る十字の部分は歪みはありません。
画面内に異なる性質が混ざってしまう為、意識せずに写真をとるとバランスの悪い写真になってしますますが、うまく使えば歪みの少ない十字部分と歪みの大きな箇所で特製の異なる写真を一つの画面に収められるお得な写真ということになるのです!
メインの被写体は十字の中に!
記念撮影など人を写すなら画面の十字の部分がおすすめです。
理由は言わずもがなですが、人が歪んでしまいますので。
それはそれで面白い気がしますが、少なくとも顔は十字に入れておいた方が良いでしょう。
歪みの大きな部分は背景として!
歪みの大きな画面の端に背景を写すことによって奥行きが強調され迫力のある写真をとることができます。
マンホール構図を意識しよう
画面の歪みを利用した写真の構図を紹介します。
”マンホール構図”と呼ばれる構図になります。
”マンホール構図”では画面の下半分ゆがみの少ない箇所を中心に被写体をすえ、上半分で背景を撮ります。
一つの写真で二つの景色をとることができ、広角レンズらしい奥行きのある構図になっています。
まとめ
アクションカメラで写真をとる際は、画面の歪みに着目し、その歪みを利用することでより臨場感のある写真を撮影することができます。
歪み部分と十字部分を利用すればもっともっと面白い写真をとることができそうですね!
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